レシピは「この料理をこう作る」を書きます。技法は「この操作はこうする」を書きます。そのあいだに、「この料理とは何か」という層があります。
うどんとパスタはどちらも小麦の麺ですが、多様性の生まれ方が違います。パスタは形をソースに合わせて枝分かれし、うどんは産地ごとの「コシをどう扱うか」という思想で分かれました。これは特定のレシピの話でも、製麺技術の話でもありません。料理としての成り立ちの話です。
いま扱っているもの
| カテゴリ | 記事 |
|---|---|
| 麺類 | うどん / パスタ / そば / ラーメン / 米麺 |
この層はまだ薄い
正直に書いておきます。記事がまだ5本(すべて麺類)しかありません。
ただしこれは分類が間違っているのではなく、書いていないだけです。ここに入るべきものは明確に列挙できます——麺類・煮込み・スープ・パン・米料理・卵料理・揚げ物。列挙できるなら分類は成立しています。
層の境界は「読者の問い」で決まっている
同じ対象が複数の層に記事を持つのは、このサイトでは正常です。層は対象ではなく読者の問いで分かれています。
| 問い | 層 | 麺でいうと |
|---|---|---|
| これは何か | 原材料 | 小麦粉の性質 |
| どう仕込むか | 下準備 | うどん生地の作り方 |
| どう加熱するか | 調理法 | 茹での技術 |
| どんな種類があり、なぜ分かれたか | 料理(この層) | うどんの種類(ご当地・コシの思想) |
| この一皿をどう作るか | レシピ | 特定の店の再現 |
うどんの記事が2本あるのは重複ではありません。 生地側は「どう作るか」、この層は「どんな種類がありなぜ分かれたか」に答えています。讃岐と伊勢の違いは食文化の話であって、生地の作り方とは別軸です。
同じ理由で、ソースが調理法に、生地が下準備にあるのも正しい配置です。それらは「どう作るか」に答える記事だからです。この層に入るのは、完成した料理のカテゴリとしての分類を扱う記事に限られます。
残っている穴
麺類については 2026-09-10 に解消しました。 生地側5種(うどん・パスタ・中華麺・そば・米麺)に対し、 料理側も5種が揃っています。
残るのは麺類以外——煮込み・スープ・パン・米料理・卵料理・揚げ物です。
この層の位置づけ
| 層 | 何を持つか | |
|---|---|---|
| 下 | 調理法 | 操作そのもの |
| この層 | 料理 | 料理として成立する概念とルール |
| 上 | レシピ | 具体的な実装 |
レシピが「1つの作り方」なら、この層は「そのカテゴリ全体に共通する構造」を扱います。うどんの記事が特定の店の作り方ではなく「3つの軸で分かれる」と書いているのは、この層の記事だからです。
まとめ
- この層はレシピと技法のあいだにあり、「この料理とは何か」を扱います
- 現在は麺類5本のみ。分類は成立していますが、記事がまだ揃っていません
- ソース・生地が他の層にあるのは正しい配置です。麺が2層に分かれているのも重複ではなく、答えている問いが違うからです
- 残る穴は煮込み・スープ・パン・米料理・卵料理・揚げ物です